電車が急に止まるとこけそうになるのはなぜ?

なんでだろう?ブログ

このブログでは、身の回りのちょっとした疑問をできるだけ簡単に、科学を交えて解説していきます。

  • 「そうだったんだー!」とワクワクする♪
  • 身近な現象に対して、見る目が変わる♪
  • 明日クラスの人気者になる♪
  • 子どもの「なんで?なんで?」攻撃に対するパパ・ママの防御力が上がる♪
  • 親子でコミュニケーションをとる話題作りになる♪

 

電車が急に止まるとこけそうになるのはなぜ?

こんにちは。かなりお久しぶりになってしまいました。
言い訳すると、初の一般公開ワークショップに向けての準備に追われまくっていました(笑)
またゆるーく「なんでだろう?」書いていきたいと思いますので、どうぞお付き合いください♪

さて、私達が住んでいる街は車社会なので、あまり電車に乗ることはないのですが
たまに電車に乗って車内で立っていると…ぐらっとこけそうになることがあります。

なぜなのでしょうか??

【発車するとき】止まっているものは、止まり続けようとする

止まっている電車の中に、つり革をもって立っている人(太郎さん)がいます。
のところに立っています。
電車の先頭はのところにありますね。

では、出発~~!!

おっとっとー!
太郎さんは、進行方向後ろ側に倒れそうになりました。
これは「止まっているものは、止まり続けようとする」という法則により
太郎さんがの位置に留まろうとするのに
足は進む電車に持っていかれてしまうから傾くのです。

【停車するとき】動いているものは、動き続けようとする

では、電車が止まるときはどうでしょう?
太郎さんは、3⇒4⇒5と順調に進み、次は6・・・!
というところで電車が止まりました。

太郎さんの体はに進もうとする、だけど電車は止まって足はの位置にあるので
ぐらっとこけそうになってしまいます。

このように、
「止まっているものは、止まり続けようとする。」
「動いているものは、動き続けようとする。」

この性質を慣性の法則といいます。

身近な慣性の法則

だるまおとし

だるまおとしは、叩いた部分だけが抜けて、それよりも上にあるパーツは真下に落ちますよね。
上のパーツはその場にとどまろうとしているためです。

※実際は摩擦などで少し持っていかれます。
素早く叩くことでこの動きを抑えることができるので、それを楽しむゲームです。

テーブルクロスひき

テーブルクロスを素早く引いて、その上のグラスなどを落とさない技があります。
これも、グラスなどはその場にとどまろうとしているためです。

エレベーターで感じてみる

下りのエレベータに乗って1階につくとき、体が重くなるのを感じることはありませんか。
自分自身はまだまだ下に下がろうとしているのに
エレベータは止まってしまうため足に負荷がかかります。

逆に、上りエレベータで目的地についたときは、ふわっと浮くかんじがします。

たんぬ
たんぬ

ほかにも、身近にたくさんの例があります。

これは、慣性の法則だ・・・!!というもの、探してみてくださいね♪

いかがでしたか?
大人達にとっては当たり前となってしまった身の回りの現象も、「なんで?」「どうして?」と、子ども達は興味津々。
このブログが親子のコミュニケーションツールになると嬉しいです。

もし、「これも知りたい!」という疑問があれば、ぜひお問い合わせフォームから質問してくださいね!

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