このブログでは、身の回りのちょっとした疑問をできるだけ簡単に、科学を交えて解説していきます。
- 「そうだったんだー!」とワクワクする♪
- 身近な現象に対して、見る目が変わる♪
- 明日クラスの人気者になる♪
- 子どもの「なんで?なんで?」攻撃に対するパパ・ママの防御力が上がる♪
- 親子でコミュニケーションをとる話題作りになる♪
まぜるな危険!混ぜるとどうなる?
こんにちは。研究員のたんぬです。
ステイホームの暑い夏がはじまりましたね。
栃木県宇都宮市でも、マンボウが発令され、児童館など子供の遊び場は全て休館。時間を持て余し、家の大掃除でもやろうかなって思っている方!
掃除道具の中に「まぜるな危険」と書いてある洗剤、ありませんか?
こどもが手に取ってしまって、「それ、危ないから触らないでね!」って言っていますが、
なぜ?混ぜるとどうなるのでしょうか??
混ぜると毒ガスがでる!
混ぜるな危険と書いてある洗剤には、「塩素系」と「酸性タイプ」があります。これらがまざると、中和反応がおき、塩素ガスが発生します。この塩素ガスがとても危険で、吸い込むと最悪死に至ります。
洗剤に「混ぜるな危険」と記載されるようになったきっかけは1987年に起こった事故。ある主婦が、トイレ掃除中にふたつのタイプの漂白剤を混ぜてしまい…トイレという密室で塩素ガスが充満し、お亡くなりになったそうです。
たんぬ
いまは「混ぜるな危険」の表示があるとはいえ、身近に起こりえる怖い事故!
混ぜちゃいけないのはこれ!
「塩素系漂白剤」の例
・ハイター(花王)
・キッチン泡ハイター(花王)
・スクラビングバブル トイレ洗浄 超強力トイレクリーナー(ジョンソン)
・カビキラー(ジョンソン)
「酸性タイプ」の例
・ワイドハイター(花王)
・オキシクリーン(グラフィコ)
そして、、、
・酢!!!
・クエン酸!!!
見落としがちな、酢!!クエン酸!!
ナチュラルクリーニングで流行りのこれらも、酸性ですよね。混ぜるな危険とは書いてありませんが、このような身近にある酸でも同じような化学反応は起こります。
塩素系漂白剤を使用するときは、単独で使用するよう気を付けましょう!
あと換気も忘れずに♪
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いかがでしたか?
大人達にとっては当たり前となってしまった身の回りの現象も、「なんで?」「どうして?」と、子ども達は興味津々。
このブログが親子のコミュニケーションツールになると嬉しいです。
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