このブログでは、身の回りのちょっとした疑問をできるだけ簡単に、科学を交えて解説していきます。
- 「そうだったんだー!」とワクワクする♪
- 身近な現象に対して、見る目が変わる♪
- 明日クラスの人気者になる♪
- 子どもの「なんで?なんで?」攻撃に対するパパ・ママの防御力が上がる♪
- 親子でコミュニケーションをとる話題作りになる♪
静電気でバチっとなるのはなんで?
メリークリスマース♪
楽しいクリスマスは過ごせましたか??
クリスマスイブは私がまさかの出張で何にも出来なかったのですが、25日のお昼にケーキを食べました。
娘(2歳10か月)は、サンタクロースにプレゼントもらったのー!と一日中大興奮で過ごしています。
せっかくなのでクリスマスにちなんだネタを・・・と思っていたのですが思いつかず(笑)
昨日バチっと!!!電撃を受けたことをきっかけに、冬の敵「静電気」について書きたいと思います。
「静電気でバチっとなるのはなんで?」
全てのものはプラスとマイナスをもっている
実は、この世界に存在するものはプラスとマイナスの電気を持っています。
え!全部電気が流れているの!?
いえ、そういうわけではありません。
普段はプラスとマイナスのバランスが取れているので、電気は持っていないという状態になります。
しかし、モノをこすったり、触れたりしたときに、マイナス(電子といいます)がぴょんと飛び出してしまい相手に移動することがあります。
そうすると、電子が抜けた方はプラスにかたより、電子を受け取った方はマイナスにかたよることになります。
ティッシュでビニールのボールをごしごしこすったらどうなるかな?
ティッシュから電子がボールにうつって
ティッシュはプラスに、ボールはマイナスにかたよるよ!
(帯電といいます)
冬は電気をため込みやすい
ものは、プラスやマイナスを持っていて、かたよったりすることがわかりました。
でも、電気が流れやすいものは自然とかたよりが無くなるように電気が動いて、いつのまにかまたバランスをとっています。(放電)
空気中に水分があると、自然と空気中に放電していきます。
しかし、電気が流れにくいものは、どんどん電気をため込むばかり!!
特に、空気が乾燥している冬は、空気中にも放電できないのでさらにどんどんため込んでいきます。
ちなみに私達人間の体はプラスにかたよりやすいと言われています。
バチっとなる理由
プラスをため込んだ私達の手が、マイナスにかたよった物(または電気を持っていないもの)を触ろうとすると・・・
マイナスが私達の手のプラスに引き寄せられて、飛び移ってきます。
これがよくいわれる、イヤ~~な静電気の正体です。
もう、ほんと痛いですよね(涙)
静電気をふせぐ方法
・指ではなくて手のひら全体で触る。
これは静電気を防ぐというより、痛みを抑える方法です。
指で触ろうとすると、マイナスの移動が指先に一点集中し、痛みを感じやすくなります。
思い切って、手のひら全体で触ったほうがよさそうです。
・先に地面を触る。
地面を触ることで、自分がため込んだ電気を大地に放電しておく方法です。
・車の座席から降りる前に、車の金属部分を触る。
これはなるほどでした!
車では座席とのこすれで静電気が発生しやすく、そのまま降りると自分が帯電しており、
そのあと車体を触るとバチっとなるわけですが、
降りる前に車体を触るとあらかじめ放電できるというわけです。
いつも恐る恐る車を触っていたので、試してみたいと思います。
いかがでしたか?
大人達にとっては当たり前となってしまった身の回りの現象も、「なんで?」「どうして?」と、子ども達は興味津々。
このブログが親子のコミュニケーションツールになると嬉しいです。
もし、「これも知りたい!」という疑問があれば、ぜひお問い合わせフォームから質問してくださいね!